嫁さんと、北茨城市平潟の民宿に、あんこうどぶ汁を食べに行きます。
まずは、常磐道いわき四倉ICまで北上します。
久之浜の料理旅館亀屋の跡地も、塩屋崎近くの民宿えびすやの跡地も、豊間中学校のグランドのがれきも、8月に行った時と何も変わっていません。
http://kamepu.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-4ea2.html
復興予算は 何処に行っているのでしょう。
初めて被災地を見た嫁さんも、ショックを受けていました。
そんな中、募金の代わりに食事をします。

小名浜のいわき・ら・ら・ミュウの中にある「めし処福助」に行きます。
私が食べた「ホタテいくら丼」です。
いくらはしっかりしていて、プチプチです。

かに汁も付いています。
嫁さんは「いくら丼」を食べました。
民宿のチェックインまで時間があるので、天心記念五浦美術館へ行きます。
上村松園の長男、上村松篁の企画展をやっていました。
都心の美術館と違い、人が少なくゆっくり鑑賞できました。
そして、「民宿暁園」にチェックインします。(写真は民宿のHPから頂きました)
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/13829/13829.html
この民宿も、昨年の震災で被害を受け、再建して営業再開されたとのことです。
まだ、新築のニオイのする宿でした。
夕ご飯を頂きます。
刺身、
ソイの煮物、
アン肝、
そして、あんこうどぶ汁です。
どぶ汁とは、水を入れず、味噌と、アンコウと野菜から出た水分だけで煮込む鍋のことです。
濃厚な味を予想しましたが、さっぱりしていて食べやすい味付けでした。
とにかく量が多く、食べ切れませんでした。
残ったどぶ汁は、翌朝雑炊にして出してくれます。
朝の雑炊です。
周りを見回すと、どのテーブルにも雑炊の鍋があります。
昨夜は、み~んな食べきれなかったのですね。
しっかり、サンマの塩焼きも付きます。

こんなおかずや、
こんなおかずも付いて、ボリューム満点です。
そして、結局朝も雑炊は食べ切れませんでした。
お風呂も温泉で、貸し切りに出来ます。
貸し切り時間も1時間なのでゆっくり入れます。
再訪したい民宿です。
帰路には、紅葉を見に、花貫渓谷に行きます。
あまり紅葉は進んでいませんが、車は多く駐車場も満杯です。
何とか道ばたの空き地に駐車し、この写真を撮りました。
国道6号線に出て、日立市にある森島酒造に寄ります。
清酒「大観」を作っている酒蔵です。(写真はHPから頂きました)
休業日ですが、家の方がおられて「大観上撰」をわけてもらいます。
以前、北茨城の「としまや月浜の湯」に泊まった時に飲んで、以来何度か買っているお酒です。
「としまや月浜の湯」も、津波で被害を受けながら、営業再開した宿です。
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/17752/17752_std.html
日立から常磐道に入ります。
昼食はいつも寄る谷田部東PAで食べます。
いつもは、そば屋のカツ丼、を食べるのですが、さすがに今日は朝から雑炊で満腹になったので、おとなしく天ぷらそばにします。

ある人から、全然おとなしくない、と言われましたが。
民宿暁園、イワガキや、アワビの時期にも行きたい宿です。
最近のコメント